新しい出会いの形の常識に目を剝くオジサン達

「正人」の日記

行きつけにしている隠れ家的バーがある。
心の解放区だ。

何にせよ仕事と離れた話ができるし、時に仕事の愚痴も言える。都合のいいように話ができる。
時に一人でジックリお酒と向き合うことができる。
時に仕事柄と全く関係の無い方と話ができる時もあり有益な時間が過ごせる貴重な場だ。

ある仲の良さそうな若いカップルがいた。バーのマスターとの掛け合いも慣れたもんだ。バーのお客はそのカップルとボクの3名のみ。そのカップルの話も聞くとはなしに聞こえてくるし、ボクとマスターの話も彼らに聞こえる。バーはそうやってその内に互いにコミュニケーションが始まるものだ。

女性は、マスターと仲良さそうに話していたがまだ数回しかきていないそう。その女性が男性を連れてきたらしい。
二人は傍目にはカップルに見えたが何とその日が初対面。
出会いは、アプリ。
その日の支払いは女性のおごりらしい。
おっと。
オジサンには異次元。w

なるへそ。

そもそも、都会の街中にはホストの看板が溢れているじゃないかい。女性がイケメンをナンパして何がオカシイ?
現実に対し認識が遅れている方が何か見るべきものを見ていない現状じゃないだろうか。
アプリに関しても噂はずっと聞いてはきている。合コン世代(したことないけど)の電脳を使わないだけであって別段違いはない。方法論の違いだけ。それを論じてどうなんだろう?

しかし、ここでハタと思った。
出会いの最初のキッカケが形式的、表面的、文面的なら(PC上のこと)それ以外の人の出る幕がなくなるわけで、実際その奢ってもらっていた男性もイケメンだったし、話しも、人当たりもまずはソフトで一回目としては当選でしょう。でも、そんな人以外の救いの手はないの!って話。
やっぱり論じてる!

セーフティーネットの話ですよ!
男女互いに。

ハンサムブス、背が高い低い、太ってるかどうか、文章が上手かどうか、これは電脳上だけで判断できるかもしれないが(虚偽が無ければ)、性格までは分からない。-

ボクの周りにいるいい奴なのに結婚できない子、信用できない奴なのに結婚はできてるやつ。
を見ると必ずしも「結婚」がいいとは思わないが、男女ともに付き合って幸せになるのはいいんじゃね、って願う子は何人かいる。
ま、実際はとてつもなく性格が悪いのかもしれないが。w



バーで奢ってもらっていたイケメン君は必ずしも奢ってもらったからと言ってそれだけで幸せとは言えないだろう。何事も表面だけで判断してはイカンよね。