転職するなら! 仕事の多様性に目を向けよう。仕事、って色々あるゼ。

「正人」の日記

この世に尊敬しているけれど到底自分にはできない仕事って数多くある。
それは必ずしもビッグなビジネスばかりでなく、身近だけれど自分に才能がないだけで、でもとてもお世話になっていたり、それがないと自分自身が楽しめなかったりする仕事だったりだ。

・個人経営の店店
どんな形態であれ、夢を持ちリスクを抱えながら運営されるのは素晴らしい。
・本の装飾画
恐らく出版数に対し評価されることは中々ない仕事だと思う。分母と分子が割に合わないと思う。
・音楽のバックバンド、バックボーカル
自分のバンドなら「売れなくても夢があるから」なんて売れな時の言い訳があるだろうが、プロのバックバンドの人はどうしているんだろう。
・映画のエンドロールの最後の方の方々
尊敬に値する。その方々がいないと映画が成り立たない。でも、生活は?
あげればキリがない。
・工場、役所のバイト、勿論求人難で問題となっている職業の方々。
でも、皆が働きたがるのは人気業界ばかりなのだ。
・コンビニのレジの方
どれだけの役割を担っているのだろう。多分ボクには覚えられないだろう。
ありがとう。コロナの頃も、ありがとう。


現在世の中では人材不足が叫ばれて久しい。かと言ってハローワークでは紹介先がないわけではないそうだ。つまり、職でのミスマッチが大きな問題だそうだ。
そして、以下はまた別問題も大きく社会問題となっている。



後継者不在率、初の60%割れ 帝国データバンク「脱ファミリー化が加速」  帝国データバンクは2022年の全国・全業種約27万社の後継者不在率は57.2%で、調査開始の2011年以来、初めて60% smbiz.asahi.com

ボクからすれば、数字を扱う仕事だったり、免許が必要な仕事など雲の上のような存在で、かと言って体力仕事が今からできるかと聞かれればこの歳では大変厳しいものもある。(そもそも今後定年なっても働け、って?)
伝統技術継承や、後継者問題も大変だそうだ。
一体どうすればいいのだろう…。途方に暮れる。
そう、もはや個人単位では解決不可能なのだ。

廃業が多くなっている問題の原因の一つが後継者問題だそうだ。建設業界に多いそうだ。それを避けるためにM&Aを勧める事例が多く散見されるが資金繰り、採用での人手不足は根本的な原因解決にならない。

所謂「夢のある仕事」とは金にならない。人のためにはなるかもしれないが。また「世に必要な仕事」も人気と給与が必ずしも合わない。

ダイバーシティというカタカナが広まって久しいが、社会での働き方において多様性が広まった実感はあまりない。
働き方にもっと多様性を持たせるためには環境作りを充実しなければならない。

国は(政治家は)もっと若い人の声を聞いてどんな要望があるのかを理解しよう。時代は変わってきている。もはや過去の価値観とは異なるのだ。
環境作りは大人の責任じゃないかい。



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