何事においてもliveの臨場感は生もんが故の緊張感と迫力、演者の存在感を感じられるのが良い。
音楽然り、スポーツ然り、そして落語然り、である。
神戸新開地・喜楽館:関西落語の新名所
先日も落語を聞きに行って来た。
関西での寄席の有名どころでは、天満の「繁昌亭」と
もう一つは神戸新開地の「喜楽館」だ。
後はもう少し小さいところがいくつかある。
今回は、喜楽館に行って来た。

先に言っておくが落語にそんなに詳しくはない。
「通」とは程遠いのだ。
バレンタインウィーク特別企画:女性落語家だけの公演
そんなボクが喜楽館に今回行ったのはバレンタインウィークということで女性落語家さんばかりの企画回で興味をそそられたからだった。
正直、落語家さんと言っても誰にこだわりがあるわけでもなく、有名どころはキット皆さん行くだろうから混んでいてチケット入手も困難かもしれないし、かと言って無名さんなら誰を聞いていいかもわからない。
そういった時は企画回があると行きやすい。
で、今回は「女性落語家さんだけ」という珍しい回だったので、興味を引かれたのだ。
と言っても近年女性落語家さんの活躍は目にするようになって女性落語家さんが珍しい存在ではなくなりつつあるように思う。そうであっても一同に会するのは早々ないのではないだろうか。

女性落語家の活躍:変わりゆく落語界
開演前の一席があり、続いて二席、漫談、続いて一席、中入り、そして女子トーク、最後に二席と公演内容は充実。
古典落語をしっかり聞かせていただいたが、素人見聞なりに相当の練習量と舞台慣れをされているよう。
プロ、ですね。
もう、舞台上では男女の差はなく実力の差なのだろう。
ただ元ネタがどうしても主人公が男子目線、男子言葉中心なので不利と言えば不利。これは時間をかけて創作落語を作って落語界を変えていくしかないだろう。
最初に書いたようにliveならではの迫力でドンドンと落語家さんの世界観に引き込まれていく快感。一人で演じているのに如何にも二人三人の人のやり取りが目に見えるように展開し、滑稽に、時に人情味あふれ愛着沸くキャラとして演じる人々が目の前に現れるよう。
プロ、ですね。
落語家さんというイルージョニストみたいなものですか…。
素晴らしい。
練習の果ての人前での演じ切る1対大衆。
全視線、全集中が一人に向けられそれに対峙する勇気。
練習という過程があるからこそその自信を持ちえたのだろうが、それにしても…。
素晴らしい。
まだボクは超一流と言われる人のliveを見たことはないですが、キット驚くことになるのだろう。
喜楽館の革新的な取り組み:小口タニマチ制度
さて、喜楽館についてもう少し。
「タニマチ」を小口から募集している様で、良い取り組みだと思う。
人の虚栄心をくすぐる良いところを小口から入れるという上手いところをつく落語家さんらしい発想だと思う。
褒めてます。w
システムを考えたのが落語家さんかどうかは知らないが。
ボクは映画館にもタニマチ的な投資をしてしまったが、あの映画館にするならこの喜楽館にした方が良かったと思う。
いずれにしても資金難のこのような娯楽施設にとっては、効果的な集金システムとしてはいい方法ではないだろうか。小口タニマチ。
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