十三、第七芸術劇場で「正義の行方」を観た。人間社会の不完全さを見せられた。
「正義」ってなんだ。
「真実」ってなんだ。
「『真実』ってなんだ」ってなんだ?っていう人がいるかもしれない。
「真実」は一つじゃないか、と。
もし、警察が冤罪を生んだと仮定するなら、それは新たな犯罪を生んでしまっていることだし、仮に「あいちゃん事件」だけに関わっていたとも仮定はできるし、警察がその事件に関して冤罪を生んでいた可能性もあるのだ。
この事件には、「真実」にも複数のパターンがある可能性があることを承知しておかなければならない。