さて「ジャパンvsサモア」戦が終わり、我らがジャパンが辛勝し、2勝目をゲットしました。
難しい解説や感想は、その道の方にお任せするとしてボクなりの気になった点を書いていきたいと思います。残念ながら批判的な感じになります。
ジャパンは総体的に強くなったと思います。
ですが、今掲げている目標に対し、現実はどうでしょう。
話はそこからです。
上記の記事にはジャパンの献身とサモアの問題点が挙げられていますが、確かにデータではサモア戦に限らずタックル数の多さはジャパンの選手がトップを争っていたように思います。それでいてもこの試合でも最後の方ではサモアの選手一人一人に突破され最後の最後でトライを取られました。
イングランド戦でも最後の20分ほどで取られまくりました。
今回の合宿では、タックルが大きな課題だったはずなのに、サモア戦で最後にどうしても相手の気力に負けている感がしてなりません。
サモア戦では、サモア側は最後は14人ですがそれを感じさせません。
ボールを持って前へ走るとフォローができるからタックルが甘いといくらでも人数の補填ができる。
タックルの精度の高い選手が一人や二人いてもその選手は、一回タックルに行くと二回目のタックルには時間がかかる。
だから、一人や二人名タックラ―がいても勝てないのです。
そして、
最後の時間帯の謎を解明しない限り、次の光明は見えてこないのではないでしょうか。今更一から合宿はできません。
バックスの誰かがタックルが甘かったり、詰めが弱いと相手はドンドン陣地に入ってくる。
こんな選手がいたら使わない方がいいと思います。データでわかるでしょ?
ジャパンはもう少し「勝つため」にずる賢くならないといけないのではないのでしょうか。ペナルティーで得点を重ねまくって、安全点圏内に入ってから「自分たちのラグビー」をしようとしてもいいんじゃないでしょうか。
次のアルゼンチン戦は、サモアより手ごわいです。この大会いくらアルゼンチンが調子がイマイチでも、ジャパンにとって強敵です。
サモア系のフォワードにイングランド並みのバックスと取りあえずは考えた方がいいでしょう。キックの名手もいるし。
でも、戦い方の参照はイングランドが14人でアルゼンチンに勝ったあの試合でしょう。走りまくって、蹴りまくって、敵陣に入ってペナルティーで得点する。(理想)
ああ、
怖い、楽しみ、心配、期待、メンバーも楽しみ!
残念ながら、仮にアルゼンチンに勝ったところで(これはこれで凄いこと)前回大会を上回る成績とはまだ言えません。もう一歩上をいかなければ。
そうしないとラグビー人気自体が今以上に堕ちてしまう可能性が高いと思われます。
今、現在がとても凄いことなんだけど、どうも一回とてつもなく凄いことを成し遂げてしまうと人は、さらに上を期待をしてしまう宿命。
ガンバレ、ジャパン!
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