第七芸術劇場のクラウドファンディングに倣え

「正人」の趣味関心

十三にあるミニシアター第七芸術劇場がクラウドファンディングにより機材リニューアル&館内リニューアルを果たした。
自分もその一助を担っただけに思い入れ深い。

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上映映画は七芸らしい

観たい映画があり、ちょうどリニューアルされたタイミングを見計らっていくことにした。
名物の入り口ドアは変わらずで一安心。
これを変えちゃ~アカンわな。w
入るなりネームプレートに自分の名前を見て軽くほくそ笑み。
館内リニューアルされたとのことだが、奇麗になったが大きな変化は見られずチョット調子抜け。

ここで思ったのだが、そんな大きな変化がいるか?
と。

七芸に何を求めてるんだ?
変化のない変化こそ今の時代に革新的なことじゃないのかな。
(実は変化してるけれど)

人は常に変化を求め続けようとしてあがき続けて邁進してきているが、そこで得た結果は確かに素晴らしいものが多い。でも、置き去りにしてきたものにも大事なことが多くあったのじゃないの。それは誰しもがわかっていたはず。でも、時代の流れとは「そういうもの」であって、仕方がないものと思わされてきた。

建物なんかも次から次へと新しいものが創られ続けているが、良いものまで潰されて新しいものを作るのは「オカシイ」という時代が来てもいいと思う。
それが七芸の変化のわかりづらい変化を見て感じた。
七芸関係者の方々は、もしかしたらこのコメントを聞いたらさぞかし悲しい想いをするかもしれない。「頑張ってリニューアルしたのに…。」と。

でも、過去を継承し、未来へつなげようという意思は伝わった。多少だがお助けをしてよかったと思えた。
クラウドファンディングは、自分の感じたものに対して今までそれなりにしているが、「ハズレ」があるのは実際だ。
出資した自分にも相手を心底見破る心眼がなかったせいもあるので、相手を責めることはないが、クラファンにもいい出会いとよくない出会いがあるようだ。