CDも中古ショップを周るのは楽しいが、何か腑に落ちないところが色々とある。

「正人」の日記

有名大型CDショップが色々なところで潰れていって淋しい限りだ。
大型ショップのいいところは何といっても在庫数。
それと店員さんお勧めの思わぬ出会いのCD達。
自分の好みとは異なったテイストに店舗だと出会えるのは本屋さんと同じで店内をうろつくだけでワクワクする。視聴した瞬間に「ピキーン!」と来た感覚は新しい音楽との出会いが新鮮で楽しくCDショップの醍醐味の一つだろう。

大型CDショップが減りだす直前、ショップのCD置き方に変化が生じていた。在庫に変化と言えばいいのだろうか。
ボクは洋楽をよく聴くので、洋楽の棚を中心に周りJAZZ、クラシック、時にワールド、ジャパンと。在庫の棚も洋楽が多く、ジャパンと半々だった。それが韓流が侵食しだし、JAZZ、クラシックの棚が縮小され始め、洋楽までもが縮小され始めるとショップ全体の床面積が縮小されている状態になって来た。洋楽も流行りのベタなモノしか置かなくなり、多少の有名どころでも全CDではなくそのアーティストの一部のCDしか置かなくなるようになった。

もうこうなったらアンタらが潰していった町のレコード屋さんと一緒だよ!

と言いたい。
し、実際にそうなっていったのだ。

その中で時代は変化しネットショッピングが一般化し、アマゾンなどで購入するのが普通となったのが今までの経緯。

【古着買取王国】

同時にSDGsの時代に入り中古が全ジャンルに受け入れられるようになり、マイナーであった中古CDショップもお洒落系な店からドンドン受け入れられるようになり、むしろお洒落系中古CDショップはかつての大型ショップほどの盛り上がりを見せているのでは、と思えるほどの人気ぶり。
そもそもマイナーだったとはいえ音楽マニアの人にはショップ利用は頻繁にされていたものが、そこに今までいなかった一般の人が参入した感じが現在だろうか。

つまり、音楽好き行き場難民が辿り着いた先がここだったわけじゃないかと推測。
なんだかな~。

中古CDショップを巡るとやはりJAZZの多さとレコードの多さに自然と気づく。中古だからこそ自然淘汰なんだ。

あ、そうそう。
ボクが持ってる本やCD達はボクが死んだ後はちゃんとした場所に行けるように遺言を残しておいてあげないと。
価値の分からないその辺の「なんでも中古屋」に家族が持ち込むのを防いであげなければ。



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