ラグビーワールドカップ2023フランス「フランスvsニュージーランド」で見るオールブラックスの失った輝き

「正人」の日記

始まりましたね。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会。
楽しみにしていましたよ。数年前は行くことさえ真剣に考えていたくらいですからね。ホント楽しみ。

でも、いきなり負けちゃいましたね。前半は悪くなかったし、トライ数も上回ったし、アーロン・スミスはデュポンを自由にさせなかったし、フランスは大会前にデュポンとハーフ団を組んでたスタンドのそれまで正代表が靱帯損傷で離脱するし、
で何をおいてもブラックスは有利なはずだった。
なのに結果、負け。
直前の南ア戦での敗戦ではかなり不安な要素を見せてはいたが、実際大会が始まっても改善されないとは。

こんな素晴らしいプレーまでもあるのに。。。

アウェーを負けの要素には入れるといままでの過去を否定してしまうことになる。いままでそれでも勝ってきたのだから。
この大会に限らないが、原因の一つはメンタル的なモノもあるんじゃないかと。
今まで王者として恐れられてきたが、最近はどのチームも実力が拮抗しつつあり、ブラックスも例外でなく、「ハカ」でさえ恐れられなくなってきた。試合前から圧倒するはずが、初めにトライを取っても、相手から「まだ取り返せる」と思われる現在。昔の戦法なら試合は最初のトライで試合運びで言えば初戦の仕方で正解だったかもしれない。気の緩みがブラックスに出たのだろうか。
ブラックスも王者としてではなく、チャレンジャーとしてのメンタルの入れ替えが必要な時期にあり、メンバーの大幅な入れ替えも必要だろう。
キャップ数が多いメンバーばかりを揃えるのはいいが、新鮮味は全くないし、相手も脅威ではないだろう。
そもそもNZに彼らを越える選手がいないのか。
アーロン・スミスを越える選手がいないのか。ボクは、アーロンが超大好きだけど。

ボクはブラックスを知ってラグビーを始めたくらいオールブラックスの大ファンで過去から現在までずっと試合を追ってみてきている。(最近は有料化のTV事情で見られない試合も多いが)

過去の絶対的な強さの時代から、各国力をつけてブラックスも「絶対的」とは言えないが強さは維持し続けてきた。スター選手も輩出し続けてきた。

その経緯でブラックスは規格外の選手の排出を常に行ってきて世界をリードしてきた。いつからか、「常勝」を求められるようになり、コーチもそれに応えるべく一流の選手の起用を行うようになってきた。間違いないが面白くない。

相手も戦術が立てやすくなっているのかもしれない。
けど、大会が始まった今、そんなことを言ってもまさに「今更」だ。
これ以上悲惨な結果を見たくない。



「ハカ」で力を使い尽くすのもやめてもらいたい。
試合に専念し、フランス戦で見せたようなナンバー8がパントを見せるような意外性の方がブラックスらしい。

ガンバレ、オールブラックス!

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