意識するとしないとでは全く異なる日常的なマシュマロテスト

「正人」の日記

本格的な秋を迎えましたね。
行事の季節でもあります。運動会や遠足、最近ではハロウィンなども学校によってはするようです。(なんで?)

子育てにおいて色んな悩みを皆さん抱えていらっしゃるだろうけれど、色んなメソッドや施設・機関があって何を選んで分からないと思う。
だけれどちょっと待って。
ちょっとした知識と活用法、その転用と日常的な利用でいくらでメソッドになりうるのだ
ご存じかもしれないが、「マシュマロテスト」。これを活用し、考え方と日常的に使用することだ。実は皆さん、もう既にしてらっしゃることなのだが、意識化してないだけかもしれない。

マシュマロ・テストとは、1960年代にスタンフォード大学の心理学者であるミシェル博士が作った、幼児向けの心理実験です。

4歳児を対象に、「目の前のマシュマロを15分間食べるのを我慢できたら、2個にしてあげる」といって立ち去り、その子が我慢できるのかをみるというシンプルなテストです。

「マシュマロ・テスト」とは?子どもの自制心をチェックしてみよう – Chiik!(チーク) -乳幼児〜小学生までの知育・教育メディア-子どもの自制心の有無を知ることができる「マシュマロ・テスト」をご存じですか?「マシュマロ・テスト」とは、4歳児の幼児を対象chiik.jp

子どもの自制心を測り、その将来性を占い、結果が証明されたことで有名になったテストである。
ただこれは、誤解してはいけないのは、4歳の子にマシュマロを目の前に置いて練習して食べなくなると、将来が約束されるというものではない。マシュマロ事態に興味がない子もいるし、食べること自体にそれほど欲がない子もいるかもしれない。そういうことではないのだ。

マシュマロテストで見られているのは「自制心」である。そして、先を見越す力。後でもらえるよ、という言葉をしっかりと聞き自制し、倍のマシュマロをゲットできる力を見ている。
この力があることにより、大人になった時に社会で発揮できている、というわけだ。

マシュマロテストが発表され効果のほどが確認されて以来、その素晴らしさから世界中で実践されてきたが、反面効果のNASAも報告されてきた。
そりゃそ~だ。人それぞれだもん。色んな子もいるわな。w



しかしながら、「自制心」を子どもの頃から自主的に持っており、必要な時には自発的に発揮できればそれはそれで素晴らしいことではないかい!

上記の文章は、幼児を対象にしたものではないが、概ね言いたいことは賛同できる。

学校などでは行事が絶好の機会。
先生にとっては、形を変えて「マシュマロテスト」と、今までできなかったことができるようになれば、褒めてあげられる自己肯定感アゲアゲの特別週間となるだろう。
運動会なぞまさに!
親御さんも一緒にこの機会を逃さず「自制心」が伸ばせたことを褒めてあげ、自己肯定感をアゲアゲにしてあげよう。すると、子どもも褒めてくれる人大好き人間だから、次から言うことを聞いてくれやすくなる。
積み重ね。
列を奇麗に作って、微動だにせずじっと立っていることに子どもに何の得があるのだろうか?
後程一緒にビデオを見れば、奇麗なのは子どもでも分かる。そして、盛大に褒めてあげることで「列を奇麗に作って微動だにしない」は美しいと自分でも思う。勿論子どもですから軍隊なんて知らない。
軍隊を知っている大人だからこそ「列を奇麗に作って微動だにしない」姿を見て軍隊を連想するのだ。「微動だにしない」ためには体幹まず必要なので数分でも体力が要り自制心が必要とされる。
褒めてもらえることで自己肯定感が生まれ、自発性が出てくるようになる。

キーワードは、子どもにとって自制心、自己肯定感、自発性。
対する親や教育側は、その機会を逃さない、機会を作る、機会に気づく。
学校側は習慣化しているため本来の目的を見失って、怪我無く卒なく行事を終えたいと行事に向かう気持ちがあるだろうし、親側も本来の行事を今や「イベント」として捉え写真・ビデオを撮る機会としか思っていないようだ。
これではせっかくの教育の場、チャンスも勿体ない。
列を作って並べたことを「褒める」
気を付けできたことを「褒める」
指先がまっすぐなっていたことを「褒める」
どれにも子どもたちにとっては、できなかったことができるようになった「過程」なのだから、その自制心と達成を認めてあげ、自己肯定感をあげてほしい。

そして、それを日々に生かして積み重ねていくことが大事なのだと思う。

#日記

#自己肯定感

#行事

#自制心

#マシュマロテスト