ラグビーワールドカップで魅せてくれた紳士の戦い方

「正人」の日記

レッドカードが出てグダクダになったワールドカップ前の「元」王者と格の違いを見せつけた、というところだろうか。

今やアルゼンチンは強豪でNZも相手にする際、決して手が抜けない相手。そのアルゼンチンに対し14人で見事勝ち抜いた。
しかも、キャプテンのファレル抜きで。

初めから勝ち抜くつもりでスミスじゃなくフォードできたのは、やはり大会前の南アvsブラックス戦のまさかの事態を予測して、次の展開にそなえてのことではなかったのだろうか。
どのチームも想定としてレッドが出る想定は必ずしているとは思うが、実践では誰にレッドが出るか分からず、チームによってはやはり意気消沈してるのが窺え、立て直しが試合時間内には困難なケースがよくあること。

一方イングランドは、対アルゼンチンということでハードなことは想定済みの上でさらにまさかの事態を想定しておいたようにうかがえるので、戦い方に迷いがない。

ま、戦い方としてキックで戦うのは決めていたが、退場者が出たから余計に徹底した、って感じ。
スミスのキックの使い方なら失敗すればアルゼンチンに一気に持っていかれる可能性が大きい。ワールドカップで力差がそんなにない相手にそのリスクをワザワザ負わないだろう。

槍で戦おうとする相手に鉄砲をもって対抗した、って古い例えがそのまんま。

ファレル抜きで有利だと思いたかったジャパンだが、ホンマ大丈夫かい、こりゃ。



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