音楽フェスが好き! 小さ目がいい!

「正人」の日記

最近は、音楽フェスが盛んだ。有名どころは、人が多く、有名アーティストの参加も盛んでアーティスト側の意欲のほどがうかがえる。

でも、ボクの関心があるのは小さめの街の音楽フェスだ。無料や投げ銭形式、クラウドファンディングで事前に資金集めをするタイプ、現地での物販で多少の儲けを稼ごうとするタイプ、様々だが、原則無料形式が好き。無料が好きなわけではなく、手作り感、街をあげて作るタイプ、素人的な人もたまに混ざっているタイプ、会場が様々なタイプがいいのだ。今まで関西で定期的に参加しているのでは、西院音楽フェス、新開地音楽祭など。ここで知るアンダーグランドアーティストは結構多く、お勧めだ。

ザ・西院フェス
第22回神戸新開地音楽祭 2024年5月11日(sat)、12日(sun)開催! 神戸最大の野外音楽フェスティバル!
第22回神戸新開地音楽祭は2024年5月11日(土)12日(日)に開催決定!毎年2日間で200組以上のミュージシャンが出演、関西一円から約8万人が訪れる神戸の大規模野外音楽フェスティバルです。

ジャズ祭では、高槻が有名になってしまったが、ボクにとっては規模が大きく有名になりすぎてしまった感がある。有名どころでは、琵琶湖もあるが、街中の店の協力がないのが寂しい。ないことはないが、少なすぎる。

枚方や門真もあるが、これはこれでまだ小さすぎJAZZにこだわりすぎていて、悪くはないがチト飽きるきらいがあるのだ、ボクにとっては。

その点、西院や新開地はバラエティーさは抜群で、集まるアーティストも地域が広い。音楽以外の楽しみも色々と街(企画者)をあげて考えているようでウロウロするのが楽しいし、そもそも街自体が存在自体に魅力がある。ええ個性を持った街でそれ自体でプラス要因だと思う。

しかし、そもそも無料鑑賞自体が無理があるのかもしれない。会の運営とアーティストに対するペイの問題にいくらスポンサーが多少付いたところで追いつかないのではないだろうか。参加するアーティストの数から推測すると到底間に合うと思えない。投げ銭式を謳う形式をとったところで実際にお金を出す観客はコアなファン少数と小銭を出す数人。そんなはした金でその日のアーティストの出演料に間に合う日当になるとは到底思えない。無論、アーティスト側も十分知っていての参加のはずだが、それでいても双方のためにならないシステムであるのは事実。

運営側が何らかの営業戦略を練るべきであるのは、今後の存続を占う上でも重要な対策だと思う。街フェスであれば、これを機会に街を訪れる人に街の魅力を訴える絶好のタイミングになるわけだから自治会や役所と組んで移住につなげるようにしたり、開催中の開店店舗の宣伝をやりがてらのスタンプラリーで街の魅力紹介もするだとか。今自分の思い付きを並び立てるだけでは何の足しにはならないだろうが、色んな職種の人を集めてブレインストーミング的にアイデアを出し合えばもう少し思わぬアイデアが出てくるかもしれない。



ある街フェスでの出来事。あるアーティストの「柄」かもしれないが、ボクは初めて見るパフォーマンスで音楽的には面白かったが、終盤に差し掛かりやたら「金を出せ!」的なことを連呼しだした。投げ銭ライブでのことだった。キャラかもしれないが、笑うに笑えない醜さだった。この時初めて、投げ銭を辞めようかと思った。w

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