「正人」の日記

読書感想:宇能鴻一郎 傑作短編集「アルマジロの手」を読んで、ぶっ飛んだ。読むべし。

宇能鴻一郎の名は、偏見で捉えられがちだと思う。 芥川賞受賞作家でありながら、その後変態作家の路を突き進み、昭和エロ映画の元本となった本をいくつも書いた作家。 ただのエロ作家ではなく、変態系であるところがまた肝だ。 そして、本を読んだことがある人は分かると思うが、多作であるが文章や内容は実はそんなに大したものに出会ったことは自分はない。 そんなこともあり、一瞬興味を持ったこともあるが、一回読んだらそれ以来関心は無くなった。 ところがだ…。
「正人」の日記

読書感想:「AI監獄ウイグル」を読んだ。文庫本の「帯」は生やさしいゾ!

読書は、時と場所を選んで同時に複数を読むタイプの人間だが、この本を読みだしてからは早く最期まで読み切りたいとの思いから他の本を一旦置いてこの本を読み切ってしまった。 一時はウイグル人の強制収容所での拷問、洗脳がニュースとなって世界を賑わせていたが、ここ最近はとんと聞かなくなってきた。勿論、あの中国が反省し、止めたなんて思いはしなかったが、どうなっているのか心配ではあった。
「正人」の日記

持つべきものは友と酒と「昼から呑める場所」!

いや~、たらふく飲んだ次の日の回復度が年齢を感じさせる。 何事においても細胞レベルで修復スピードが違うのはもう末期なのか。w 人は2週間ほどで身体の全細胞が入れ替わるというそうだが、年齢を嵩むと細胞の入れ替わりのクオリティが落ちてくるのでしょう。おそらく。
「正人」の日記

映画自評:「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」をシネマート心斎橋で観てきた。ドキュメンタリー映画で涙したのは初めてかもしれない。

『帰って来たヨッパライ』の「オラは死んじまっただ~」のフレーズをアホみたいに繰り返していた子ども時代。確かにボクはバカだった。 気に入った曲の気に入ったフレーズなら家族が嫌がる程繰り返し聞いていたボクは、何とか症の疑いがあると今ならキット言われたことだろう。 でもそれほど気に入っていたんだ。 その後、ボクが成長するにつれ何とはなしにあの歌の制作者を知り、その後の活動を知ってはいたが、「知る」だけに止まっていた。
「正人」の日記

映画自評:昔からの熱烈ファンであるボクが「プリンス ビューティフル・ストレンジ」を観て正直に思うこと。

まず「ドキュメンタリー映画」として成り立ちが誠意をもってないと思う。 なぜなら、お金を払ってから始めて分かる大切な事実が一番最初に明かされ、そのことで期待していた何%が一気に失われるわけだから。 PRINCEコアファンはそれでもこの映画によって得られる情報があるからいいかもしれない。でも、コアファンでない人にとって、一般的なドキュメンタリー映画を期待して観に行った人にはどれだけ残念な思いをしたことか。 制作者の金儲けに加担してしまったかのような気がして、期待して観に行っってガッカリしてしまった人にはボクが申し訳ない気がしてしまっている。
「正人」の日記

映画自評:「あんのこと」を観て、気づかされる日常と非日常のごく僅かな差異。

シネ・リーブル神戸で「あんのこと」を観てきた。 思いの外深く胸に刺さり、「あん」のこと、及びそれにまつわる関連した事柄を考え続けている。 最初に大きな話からすれば、この映画の状況において絶対的な正義とは何だろうか。 刑事は絶対悪だろうか。 記者は絶対正義だろうか。 周りの人たち(傍観者のこと)は何も罪を問われなくていいのだろうか。 見ざる聞かざる言わざる、と言った無関心層は「悪」ではないのだろうか。 そんな疑問が胸をよぎる。
「正人」の日記

日々の大切な習慣。もう何十年続いてる?

ストレッチです! ヨガを取り入れたストレッチです。 朝起きてから朝ご飯を食べるまでの時間30分くらいと一日の仕事が終わってから家に帰って晩ご飯を食べる前30分くらいのこの2回セットがルーティーンとなっています。 もはやウン十年の習慣となります。 かつてヨガをかつてやっていたこともあり、その動きを取り入れてます。
「正人」の日記

人一倍気を付けなければならない年齢である。気を付けるべし。

どうも最近身近で近い年齢の訃報を聞く。 友達や知り合いとまではいかないが、知っている人。 厄年に近い年齢で前厄から範囲を広めているのはやはりこの年齢層が統計的に多いのだろう。
「正人」の日記

中華料理店「民生」で思い出した居場所としての味。

恐らく関西人で知らない人はいないと思われる中華の広東料理の神戸南京町老舗「民生」。 「民生」と言うだけで名物料理を挙げられる人も多いことだろう。 ボクが好きなのは「レタスの肉包み」だ。シンプルだが旨い。いくらでも食えそう。もちろん、シンプルと言っても民生なりの工夫はしているんだろうが。
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時事ネタ:センセーショナル時事ネタの顔写真即UPに疑問を感じる。

鹿児島で保育士が園児の首に怪我をさせ逮捕されたと 「殺害しようとした容疑で逮捕」との記事もあり、報道の過熱化が窺える。 このニュースは人からまずは聞いてネットで潜ったのだが、ネットだと直ぐに顔写真が見ることができた。 記事を読む限りでは、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認している、という。現時点で分かる事と言えばそこまでだ。