ネット世界の成長は著しい。
過去のいくつかの産業革命の中でも劇的かつ急速なのが今のコンピューターにまつわるネット関連の革命ではないだろうか。実際、ボクが子どもの頃になく、夢の存在または漫画の世界であったものが今は日常生活に誰もが普通に使われるようになっているという。考えれば恐ろしいほどの発展のスピードだ。
スマホ、スマートウォッチ、AI、その他あげればキリがない。
使用するにおいて何とか我々は今のところそれぞれの可能な範囲で利用できていると思える。飛躍的な進化のスピードであっても。
ただ、利用可能な範囲において、というところが一つのポイントである。
技術者、開発者はもっと新しい機能においては我々より当然だが知っており、利用できる。一つのPCをもってしても素人の人が活用できる機能が本来の機能の数パーセントであっても、専門家ならそのPCの性能をもっと有効に活用し素人以上の可能性を引き出せるということだ。
これは何を意味しているかというと、新技術なりPC知識なりに、知識格差が生まれているということ。そういう現実があるというのをまず認識しておかなければならない。
これをマスメディアに利用されていたら…。(実際されている)
メディアリテラシーとは?向上方法、指導案も紹介! | キャリア教育ラボICT教育が学校現場で導入され始め、小学校低学年であってもメディアリテラシーが求められるようになりました。メデcareer-ed-lab.mynavi.jp
IT技術革新があって以来生まれ教育を受けた人はもしかしたら学校で授業を受けたかもしれないが、それ以前の人間は「メディアリテラシー」の言葉さえ知らない人も多いに違いない。
技術でも操作できるし、技術を使わなくても操作できる。今後は、精密な操作を行われていく可能性があり、素人が見破ることができる可能性が低くなるかもしれない。そうなる前にメディアリテラシーは大事な概念として一人一人がしっかりと身に着けておかなけばならない考え方になるだろう。
新聞記者 (映画) – Wikipediaja.wikipedia.org
もう何年もの前の映画で話題となり、まさにメディア操作を取り上げたものだが、どちらかというと映画上の架空の世界にも捉えられているのではないだろうか。リアルだからこそ怖いのだ。
今の世界の紛争問題もメディア操作が頻繁に行われ、「報道する」「しない」「偏った報道」「過去からの経緯をキチンと説明しない」など詐称は後程大問題となるだろうから、報道の仕方で恣意的に操作をしている。
これらの意図的な報道のされ方に対し、我々一般人はどのように対処していけばいいのだろうか。ネット情報でさえ操作されているのだ。
国際ニュース機関も信頼できない。
対策としては、普段から、大きな問題となる前から自分なりに信頼できる情報源(個人的な発信者)をいくつか確保しておくことだと思う。世の中には自分自身より周りのことを大事に生きようとする人がいるものだ。そんな人を見つければ即座にロックオンしておき、大混乱が起きた時にその方がどんな行動や発言を取っているかを参照するのも一つの手だ。
そしてその情報源がどこからきているか。それを辿っていく。
類は友を呼ぶ。
基本的なことだが、良い人には良い人が集まるし、悪い奴らには悪い奴らが集る。観察することだと思う。
メディアリテラシーと言っても結局は基本的な人間観察から始まり、終わるというのがボクの見解。
難しいね。