いや~、2023年ラグビーワールドカップもとうとう終わりましたね。
大体の予想通りの決勝カードとなりましたが、結果は当初から予想が分かれていたものの大会に入って調子が良かったスプリングボックスが優勝をかっさらいました。
ブラックスファンのボクとしては傷心のあまり今まで大会を振り返り語ることができませんでした。w
スポーツは内容が如何であれ結果が全てだという言い方をします。特に大会ではその通りだと思います。それを前提にして敢えて僕は言いたい。
オールブラックスは、ラグビーでは勝っていた、と。
スプリングボックスファンから反対意見を言われそうです。キックでは負けていたじゃないかと。その通り。ペナルティキックは負けていた。
でも、ラグビーでは勝っていた。
と言いたい。
幻のトライを含めたら2トライとボクスをノートライ、しかも攻撃らしい、攻撃をさせてない。
これは素晴らしいことです。あのボクスに対してラグビーをさせてないのですから。
ただ冷静に言って幻の2トライと言ってもほとんどが個人技。相手を崩せたとは言えません。そこは残念。ブラックスの理想とするところではないでしょう。
更に逆を言えば、相手の攻撃面での不安はなかった。そこは素晴らしい。
思えば、ブラックスの監督は今の大義を捨てて遠い将来のための布石としたかったのでしょうか。最後のチャンスにジョディに蹴らしたのもブラックスとしてはリスクが相当ありました。
彼はメンタルの面でNZ国内の試合でも過去から色々と不安定な面が見て取れたのにこの大舞台で任されたのは意図があってのことではないのかとボクは感じ取れます。
そう思えば、この大会が残念かどうかではなく、今後のブラックスの行方がなおのこと楽しみになってくるのではないでしょうか。
今大会で世代交代が進むであろうブラックス。
新、ブラックスがどのようなチームになっていくのかウォッチが一層楽しみだ。