Amazonプライムで「アントニオ猪木名勝負10選」というのがあって楽しく見ている。
そう、昔はよく見ていたものだった。晩御飯を食べた後の時間帯にテレビ放送があったから、その頃は誰しもが見ていたと思う。
猪木はヒーローだった。
あまり記憶になかったが、ビル・ロビンソンとの名勝負が10選に入っており、今見てもオモシロかった。中でも技の個性的なのが痺れる。
猪木がビル・ロビンソンを苦しめた技の一つに「弓矢固め」があり、学校でもやったのを思い出した。互いの協力なしには成立しない技で組体操みたいでもあり、その技だけでギブアップをするとは到底思えないが、ビジュアルがインパクトありすぎて今から思えば「ザ・昭和」だったな、と。
テレビの解説では「ボー・アンド・アロー」と連呼していたので、今になって初めて正式名称を知った。
で、巻頭の画は画像生成AIさんに頼んだが、彼は知らなかったようだ。w
昭和プロレスは(現在もそうだろうが)往々にして互いの協力なくして成しえない技があり、痛そうに見えたが実際にしてみると、笑いながら「痛い痛い」と言えるようなもので、微笑ましく、組体操もしくは整体のようでどこか「ホノボノ感」が感じられ、「ガンバレ~!」の声援にも余裕があり、良かったなと懐古の念が沸き起こる。
昭和の末期からえげつない、痛そうな、死にそうな技の応酬で見るのも辛くなり、プロレスから遠ざかったが、今は地方プロレスがまた活気があるそうで、それはそれで関心がある。
よく居酒屋さんでポスターを見るので。
そこで提案。
昔の技を復活して敢えてやって見せてほしい。(やってるの?)
懐古主義者が戻ってくるかもね。
感じ方はそれぞれで、危険を忌避すべく書いてるのかもしれないが、見え方が全ての技、って感じ。
身体の柔らかい人にかけたら、「何これ?」状態。
でも、見た目のインパクト、大。
オモシロイ!
こういう創造性を発揮してほしいよね~。
今はあまり危ないことはしてはいけません風潮の世の中。
友達にけがをさせちゃ、相手の親が飛んでくるし、学校も騒ぐ。
学校でプロレスごっこなんて言語道断なんでしょうね。
でも、これらの技って互いの協力を得ないとできないし、するときは二人だけでしないし、複数皆でするものだし、「痛い!」って言えばやめるものだし、こういうことでコミュニケーション能力を高めていけたと思うんだ。
過去の映像を見ることで、過去のいいところだけを思い出しちゃった。
都合良いね。人間は。
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