タイトル通りである。
定年を越えて体力がなくなり、判断力が低下してからだと猶更再就職や生活が苦しくなるだろうから、その前に決断し何とかなるかと検討を始めている。
しかし、調べれば調べるほど困難さが分かってきて辛い。
世の中こんなに人手不足が伝わって来ていて、我が職場も人手不足で悩まされている日々なのに何ということだろう。
ボクの場合、早期退職しても退職金の上積みは残念ながら期待できないし、退職金を期待したところで微々たるものなので、期待するべきものじゃないと思っている。貯蓄を含め。
では、今の職にしがみ付く選択肢はあるのかと言えば、それも数年後を見据えれば、ない。
し、しない方がいい。
ほんの数年の余命(職での)を伸ばすだけだ。
そこで学び直しを色々とやり始めてはいるが、だからと言って次の職に活かせるほどの技術獲得に至るかと言えば心もとない。(ガンバレ)
「自助」という国民を見放す政府が恨めしい。
求人と求職のバランスの大きなバランスの歪みは、個人の努力を越えた問題があり、仕組みを考える必要があると考える。
老々介護をしている介護施設も多く、それでも尚且つ人手不足の解消には至らないそうだ。積極的なITとロボット技術の導入が必要だと思うがお金だけの支援ではなく、現場と開発技術と施設開発支援を国がするような積極的な後方支援が必要だ。そういったことをすれば、早期退職者の再雇用も進むのではないだろうか。
どういった現場に人手が、採用者が来ないのか総合的に数字で把握できているのは国であろうから、そこで高齢者が働ける現場に現実的に改善していく必要があるのではないだろうか。
「頑張って」などと精神論ではこれからの100年人生時代、年金破綻時代はやっていけないであろう。
少子高齢化で年金が破綻することに対し、ずっと以前から対策を取っていなかった国の政策と責任は大きいのではないのだろうか。慌てて介護保険費など加算され、高齢者なっても労働は当たり前の風潮に世間を誘導して行く流れに強く違和感を感じるのは自分だけだろうか。
とは言え、今ある現実は、急に覆すこともできず恐らく日本は衰退していくままであろう。以下のコラムは、今後我々が一生働いていかざるを得ない現状の背景が書かれている。
「勤労世代の5人に2人は、
納税で社会に貢献するどころか
稼ぎが悪くて社会のお荷物…という図式に」
https://www.minnanokaigo.com/news/yamamoto/lesson2/
上記のコラムではこのように書かれている。
多かれ少なかれそういうことだろう。
だったら高齢者でも働きやすい、求人求職者のミスマッチの無い環境作りを国はしていくべきではないだろうか。
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