時間を効率的に使われる方、効果的に使いたい方には不要な情報かもしれない。でも、「映画が始まるちょっと早めに映画館に着いちゃう病」を患っている人、映画が終わってもしばらく余韻に浸っていたい人、にはそれなりの空間が必要だ。
少しでも情報提供にでもなればと思い、備忘録がてら書いていこうと思う。
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散歩編
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食事編
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カフェ編
と過ごし方があるだろうが、今回はカフェ編といこう。
シネ・ヌーヴォは、この度もクラウドファンディングにより改修工事を行い、更にリニューアルされた知る人ぞ知る大阪の老舗系のミニシアターである。
ミニシアターというだけあって、公開ラインナップは結構渋い。お客さんも渋い。
街も渋い。(それは関係ないか)
駅からの道すがら商店街があるが、入ってみたくなる店もチラホラと結構魅惑的。九条民が羨ましい、と思ったり。
そんな中、オヤッと思わせる店が商店街の中にポツンと一つ。
昭和レトロな「喫茶店」や今どきな「カフェ」とちょっと雰囲気が異なる空気感を感じさせる店。
値段とカフェの種類は、お洒落カフェ風。入り口が狭く奥が広くなっているので、先払いセルフオーダーかと思いきやそこは普通の茶店スタイルとな。
そして、何か大きな違和感を感じていたのは実はここは写真スタジオとしても使う空間だったのだ。だから、そのための機材や道具がそのままカフェの小道具として使用して使われているのだ。
おっ洒落~!
座りにくい座椅子さえ機材の一部なのか、垂直な壁を背もたれにできるのもおっ洒落~!
店の奥にはデカいソファがあったが、お一人様が占領できるわけがなく(ダメと言われたわけではない)カップルがちょうどいい。
休日だったが、お客さんは少なく過ごしやすかった。
シネ・ヌーヴォまですぐ近くなので、上映時間だいぶ前に来ていたが時間潰しに十分使えた。
九条は、他にも店がまだまだあるので、お茶飲みなどで時間潰しには事欠かない。それ以外では何もないが。w
映画だけである街を訪れるのではなく、映画で訪れた街だからついでに色々と楽しみたい。
散歩、店、空間、時間、そこにおる人々の観察と。
訪れる時間帯によって街の表情も変わるだろう。そこもまたオモシロイ。
ボクが住む住宅街と大違いだ。
ではでは。