ガザとイスラエル問題は、我々の日常からかけ離れていて現実感がない?
確かに。
ウクライナとロシアの時もそうだった。
ただ流される情報に感情的になるのではなく、歴史的背景を含め我々が西側の情報に偏っていることを承知の上で情報と向き合いなぜそうなっているのかを考え、分からないなりに今後の行く末を見守る対応を持たなければならない。
ただ、どちらもずっと知ってはいた。偏った情報にしてもだ。
次は、台湾だゾ。
何故?
根拠は?
戦争を仕掛ける側に一般的で論理的な理由が必要だろうか。
振り返って、ロシアにしても、
イスラエルにしても、
今回のガザにしても。
我々日本は西側の情報に慣らされている。もしツイッターやその他の自由な情報源がなければ、西側以外の情報が届かないままだっただろう。
冷静に過去を振り帰ろう。ガザの歴史を。
ガザ地区を知ろう|パレスチナ子どものキャンペーン(ガザ市内、市場の様子) 1993年にイスラエルとPLO(パレスチナ解放機構)の間で結ばれた「オスロ合意」に基づいて、翌年ccp-ngo.jp
NPOは露骨な言い方をしないが、イスラエルは過去にガザの武器を持たない一般人の人たちに対し無差別な殺人行為や、人権侵害を行ってきているのである。かつてイスラエル人が差別を受けた報いをガザの人が受けるべく。
それを国際社会は(日本は勿論)、容認し、経済的にもイスラエル側には補助し、ガザにはほとんどしない、そんな過去がずっとある。
彼ら(ハマス)の怒りは積もり積もったものだったのだ。
だからと言って今回のことを容認できないが、国際社会がどこも話を聞かなかったというのは、彼らを追いやってしまったと言っても過言ではない。
人質を連れて行った作戦は彼らの生命線であり、戦略で、もし人質がいなかったらイスラエルは「核爆弾」を使うことも厭わないだろう。
「ハマス」と「パレスチナ人」は違うパレスチナのガザ地区を2007年以来実効支配するイスラム過激テロ組織「ハマス」の大規模なテロ攻撃を受け、イスラエルでは9日agora-web.jp
この記事にもあるように
ちなみに、人質の中には、音楽祭に来ていた若者たちのほか、子供、外国の訪問者もいるという。ソーシャルネットワークでハマスの人質の拉致シーンが流れているが、人質の中には85歳のホロコーストを体験した老婦人の姿も写っていた。ハマスは彼らを人間の盾として利用し、イスラエル側が空爆した場合、人質を公開処刑すると通告しているという。
これは我々がニュースで見る現在のイスラエル側の姿だ。
しかし、過去のイスラエルのガザ侵攻などでは安全なイスラエル陣地からPC画面でボタンを押してミサイルを飛ばし、ガザの住民をそれこそ無差別に殺害してきた現場を報道してきただろうか。ミサイルで撃たれ苦しむ子ども,亡くなる子ども達を見てきたことがあるだろうか。
その知識なしに現在の西側のプロパガンダに煽られて一緒になって騒ぐのは軽率すぎるだろう。
湾岸戦争の頃、多くのイスラエルの若者が戦争が始まるかどうかというときに、戦争に参加を避けるために日本に在留していた。その頃はまだ戦争が始まるかどうか分からなかった。まさにちょっと前と同じような感じだ。誰もが戦争を嫌い、どちらかというと逃げていた。戦争など起こらないと思っていた。
ボクも数人と関り、時にパーティーなんかもし、親しく付き合った。
だからこそイスラエルには、いつか行きたいと思い、関心を持ち続けていたのだ。
戦争を嫌って日本に来たはずの彼らは、戦争がはじまると、言葉と裏腹に速攻で日本を後にし国に帰って自ら徴兵を祈願し、その後の人生は分からない。
湾岸戦争前にあれだけいたイスラエル人は、湾岸戦争を機にその時よりあまり見なくなった。
話しは前後するが、台湾有事があるのかどうか。
我々の情報源が、どちらに偏っているのか。
そもそも、情報源など関係なし戦争は始まってしまう。
始めさせないようにしないといけない。
いつも見てるゾ!
気にしてるゾ!
という姿勢を示すことがまずは大事なのではないだろうか。
そして、ガザのように知らないフリをしていたら始まってしまった後では、ウクライナのように後戻りはできない、ということ。
全然普段生活と関りのない地域であってもしっかりと教訓は与えてくれている。
学ばなければならない。