映画感想

「正人」の日記

映画時評:「雪山の絆」は映像的・内容的には高評価。エンディングは好みアリ。

副題に「実話に基づく奇跡の物語」とあるように知っている人は知っている有名な話である。昔の話と言えど。 正直言うとあまり見るつもりはなかったが、時間があったからチケットを買った。そしたら、ミニシアターだったが、観客一人だった。狭い館内だが独り占めして観て、結果は満足できる映画だったと言えよう。 なぜに、人気がないのだろうか。多分、タイトルが悪いのだと思う。ダサい。
「正人」の日記

映画時評:春画ドキュメンタリー「春の画」は、改めてアートとエロスが技術の革新を生むことを確認

春画ドキュメンタリー映画を京都出町座で観た。 お勧めだ。 なぜなら、既成の概念を覆させられること間違い無しだからだ。 アナタが専門家なら確認事項に終わるだろうが。 春画のイメージがエロスであることには間違いない。そして、そこにアートの要素が絡んでいることを知っている人が少なくないのも大方の理解通りだ。
「正人」の日記

関西のミニシアター王に決定! と勝手に出町座を認定してしまいました!

ミニシアターでの映画鑑賞が好きだ。 映画館で映画を観ると言えば、半分以上がミニシアターかもしれない。 そんなボクが2023年度まででベストの関西のミニシアター王を勝手に決定させていただきました! ドュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルンッ! 出町座さんです! おめでとうございま~す。
「正人」の日記

映画自評:情報・ドキュメンタリー映画の編集の在り方について

先達て、あるドキュメンタリー映画を観た。 お気に入りの十三第七芸術劇場でだ。 最近比較的ドキュメンタリー映画を観る率がなぜか高くなっている。NHKの影響もあるのだろうか。NHKがどうもドキュメンタリー推しの様な気がして見る率が高いのだ。 ともかく、ここ数年の映画のジャンル的にドキュメンタリー映画の率が増えてきている。本でもルポタージュ的な現代ものをよく読むし、年代的な影響もあるのかもしれない。 従って、ドキュメンタリー映画を観る目がやや肥えてきたきもする。自意識過剰かもしれないが。多分そうだろうが。
「正人」の日記

映画自評:映画として「正欲」はボクに合わなかった

誰にも理解してもらえない男女が初めて理解合う相手と出会え、模擬的に抱き合うことから、本当に「抱きしめる」ということを理解する感動的なシーンがある。 後半になってこのような良いシーンが所々あるのがこの映画の評価のいいポイントなのかと思うが、ボクとしては大テーマが伝えきれていない、深堀されていないというのが大不満だった。残念!
「正人」の日記

映画自評:映画ベスト3。2023年中にボクが観た中で。

ベスト3には入れませんでしたが、今年は無声映画も初めて見ました。楽器の生演奏を傍らに無声映画を観る体験そのものも貴重ですが、映画のクオリティが既に出来上がっていたことに驚きました。今の映画は、印象的なシーンなどパクッているものが多くあるのを知りました。今年で数本見ただけでそんな感じなので、過去作を多く見たらどれだけなんだろうと想像するとまた観たくなりますね。 映画の楽しみ方に幅が広がることと、映画を知ることで映画から得る世界の知見が広がることが楽しみです。 今年もあと少し。 まだ映画を観る機会があるとは思いますが、上記ベスト3を超える作品と出会えるでしょうか。
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映画自評:「首」を北野フィルターなしで観てみたら…

「首」を北野フィルターなしで観てみたら…
「正人」の日記

映画自評:「ガザ 素顔の日常」を観て以降の生き方を問う

「ガザ 素顔の日常」を観て以降の生き方を問う
「正人」の日記

映画自評(映画だけじゃないけど):もはやSFとは言えない「2001年宇宙の旅」の先見性

もはやSFとは言えない「2001年宇宙の旅」の先見性
「正人」の日記

映画自評:ゴジラ咆哮の訳。何かを主張しているのでは。

漫才のオチを言葉で説明しているような白けた感じがして自分でも文章化するのに躊躇いを感じるがジェネレーションギャップ的な文化の違いがあるのならそれも致し方ないのかなとも思い書いてみる。 「ゴジラ-1.0」では、ボクも感動したが世の中には一辺倒...