
読書感想:古本屋さんでガルシア・マルケス「わが悲しき娼婦たちの思い出」を買って読んだが、帯に書かれているほど淫らじゃなかった。純愛。
「90歳を迎える記念すべき夜を処女と淫らに過ごしたい!」の帯の言葉に惹かれたというのは購買理由の何パーセントかは入っているだろうが、古本屋さんでガルシア・マルケスの単行本が新品同然で置かれていたことに感動したことも購買理由で大きい。
その古本屋さんは、よく街中であるような古本を横積みして置いてあったり、本がありすぎて整理が出来ない状態で何がどこにあるか客にとっては迷宮状態な古本屋さんではなく、古本屋のセレクトショップのような店だった。
いいね、こんな古本屋さん!