読書感想:「ある行旅死亡人の物語」を読んで思うところ。オモシロかったが、そこまで立ち入っていいのかどうか疑問。
「ある行旅死亡人の物語」は書店で目立つところに置いていて気にはなっていたが、SNSからもちょくちょく噂を聞くようになったので買って読むことにした。
まず「行旅死亡人」と言う言葉自体聞き慣れないが、
行旅死亡人(こうりょしぼうにん)とは、日本において、行旅中死亡し引き取り手が存在しない死者を指す言葉で、行き倒れている人の身分を表す法律上の呼称でもある。また、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者も行旅死亡人と見なす。「行旅」とあるが、その定義から必ずしも旅行中の死者であるとは限らない。