映画自評:「サウンド・オブ・フリーダム」を映雄譚にしてはいけない。皆の問題にすべきもの。

「正人」の日記

制作者、出演者の熱い想いは映画開始早々「この映画は事実に基づいて作られた」という説明と、「映画最後に大事なメッセージがあり、同時にQRコードを出すので、その時は写真を撮ってQRコードをチェック、もしくは拡散してほしい。」とのコメントが出た。
映画最初でこのようなメッセージが出るのは異例のことでよっぽどのことだと少し緊張感が増した。
この映画については以前から話題になっているのは知っていたし、観たいと思っていたので上映館を知った時からスケジュール調整をし、急いで観に行ったのだ。

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折角撮ったのにボケボケw

後日HPで確認した内容が以下。

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以下ネタバレを含むが、事実に基づくストーリーなので、どうでしょう。

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その上でこれが現実の上に成り立っていて、今も実際に完全に無くなっておらず、むしろ拡大化し世界的な問題となっているという皮肉な現状。
問題が分かっているのにその問題が拡大化している

何て人間は愚かで欲望深く罪深いのだろうか。

そして、何よりも想像力が欠乏しているのだろうか。

誘拐されたお父さんが言った「君は娘のベッドが空っぽなのに眠ることができるのか?(たぶん)」的なことを世の父親母親もしくは子を持たない大人の男性が「想像」すれば、他所の子どもを誘拐するなんて発想はみじんも起らないはずだ。
あるいは、その想像力よりお金や権力の方がオイシイのだろうか。だったらその人たちは自分の娘をお金や権力のために娘を売ることができるのだろうか。(極貧で売るケースはあるにしても)

いずれにしても狂っている。
この狂っている世の中を許してはいけない。
そして知らないフリをしてはいけない。
関心がないフリをしてはいけない。

この映画の主人公のように映雄行動は誰もが取れるわけではないが、せめて無関心を装ってはいけない。
だからこそこの映画を観に行きヒットさせ、世に関心があることを認識させその趣味がある奴らに動けなくすることは少しでもできる我々の行動の一つではないだろうか

きっと日本でもあるのだろうが(ジャニーズはどう?)、アメリカなどはその手の先進国のようだ。映画からすると他国から輸入してくることが多いようだ。
一方、連邦捜査官の中でもトカゲのしっぽ取りのような現状に耐え切れず捜査を降りる捜査官もいれば、主人公のように職を辞し、映画のように徹底して犯罪と向かい合うアメリカ人もいる。
ただ彼は犯罪者数と比べると異例中の異例なのだろうが。

日本は表面化しにくいのかもしれないが、歴史的には小児愛の歴史は古い。
子どもの人権の意識も低い。
ジャニーズの問題は一旦沈静化したが、完全に問題が払拭できたかと言えばそうは思わない。今もどこかで必ずあるだろう。



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