世界では車のEV化の加速が凄く、自動車産業で言えば日本の一人負けの状態だ。そもそも自動車のEV化を電気化だけの問題と捉えている時点で発想が数十年遅れている。
自動車は、自動操縦を見据え、スマート家電のようにOSをバージョンアップしていくように改良を重ねていき、常に向上を図っていくものになっている。ちょうどスマホやパソコンのOSやアプリのバージョンアップのように。
その先に自動操縦も見据えているのだろう。だから、自動車をただ単に電気かどうかで議論している時点でもう数百歩世界から遅れていることになるのだ。
そんな中、バイクの新作発表でヤマハがオモシロい新車発表を行っていた。
コンセプトからデザイン、今までにない発想を持ったバイクだ。
素晴らしいと思う。
今までの車で世界を取ってきた日本は当面車での巻き返しは難しいだろうが、バイクの世界なら希望が持てる気がした。
巻頭の画はミッドジャーニーに未来のバイクと言うプロンプトで作った画だが、ヤマハの方が断然かっこいいし、独創的で未来感がある。AI程度の想像力を軽く超えたデザインと言えよう。
絶対乗ってみたい。
ただここからは愚痴になるのだが…、
ショーのプレゼンでビニールを貼ったままでの映像もあったが、あれは止めた方がいい。それと、イメージ先行の訳の分からないダンス。購入者から購入時の参考要件からかけ離れているでしょ。
また、心配なのは販売までのスピード感。
今まで通りの開発からの販売、のような時間をかけたやり方は、今の時代にそぐわない。発表したからには即座に売りに出すべきだ。
ブランドイメージの死守なんて糞くらえ、だ。
折角いいものを開発し、作ったのに世に出すときには時代遅れになっている可能性が大いにある。
せめて100代単位でもいいから関心がある人に販売し、使い方の先行事例を作ってもらい改良していけばいいのでは。
何にせよ
古い企業体質がいい製品の足を引っ張ることのないように願いたい。
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