もう試合は終わってしまいましたが、未見の方は結果が分かっていても楽しめるし、ラグビーに興味がない方でもこの試合を見るとラグビーの面白さが分かっていいと思いますので是非見てくださいね。
*なお巻頭の画はAIが作ったものなので試合とは直接関係ありません。
見ていた世界中の誰もが同じような声を発し、溜息をついたのは疑う余地はありません。
そんなエンディングでした。
ある意味、素晴らしいエンタメ映画の上を行く終わり方じゃなかったでしょうか。
ウエールズは、ラグビーの発症国イングランドの連合王国の一国の一つ。スコットランド、北アイルランド、イングランド、とウエールズからなる伝統国。ラグビーの特徴は、オーソドックスなキックを中心とした、型にはまったラグビーをする。年代に応じスター選手が出てくればその選手に応じたチーム作りをする印象がある。主にバックス展開に強い。
片や、フィジーは、南太平洋の島国でラグビーの特徴は古くは「フィジアンマジック」と呼ばれ、自由奔放に繋ぎまくる見る側が楽しくなるラグビーをするチーム。
と、国とチームの概要はそんなところでしょうか。
フィジーは過去に名勝負製造チームで、見ていても楽しいのですが、ここ数年は振るいませんでした。しかし、近年の強化が効果を表しこの大会では注目されています。
そんなフィジーが強豪ウエールズにどんな戦い方をして、勝利するのかとても注目されていたのです。
キックオフから前半は、フィジーはとてもいい戦い方をしました。何なら後半の立ち上がりまでまではよかったと言えるでしょう。
それに対し、ウエールズはワールドカップ慣れしてるはずの選手たちの焦りを感じました。フィジーにとっては付け入るスキが大いにあったはずです。
また、振り返ってみればフィジーは「大人な戦い方」をしても良かったはずです。つまり、フィジーらしい戦い方にこだわり過ぎた故、負けてしまった。ペナルティーキックを蹴る機会が迷わず蹴ればよかったのが、自分たちのラグビーにこだわり過ぎたのが、勝利から遠ざかったのではないでしょうか。
ワールドカップでの勝利は特別なものです。勝ち方も、戦い方も、理想と現実を分けて考える必要があったのではないでしょうか。
それができていたのがイングランドではないでしょうか。(別試合の件)
勝つために何をするか。
自分達が満足するためだけにラグビーをするのか。
(そのための数年間だったのか)
実際フィジーはペナルティーキックのチャンスが何回かあり、ウエールズは理性を失っており、試合的にはほとんど勝っていた試合でした。
後半の中盤からウエールズは落ち着きを取り戻し、巻き返しはじめました。
最後の最後に出ました。
フィジアンマジック!
見てない方は、お楽しみに。
是非見てください。
ではでは。
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