新しいことは「形」から入るタイプ? アウトドアグッズを買いに行って気づいたこと。

「正人」の日記

何事もボクは「形」から入るのが大好きだ。
道具から揃えるのが好きなのだ。多くの日本人がそうなのではないだろうか。

しかし、先日ショップに行き、そこで思わず過去の自分を思い出し大いに反省したのだ。
最低限のモノでも自分が足りると思えばそれで歩ける、と。
テニススニーカーで山を歩き回ったあの頃の自分が証明できるヤン。

先日しばらく行っていない山歩きを再開しようとグッズを見にショップへ行くと昨今の山ブームで梅田のビルの専門フロアは人が一杯だった。ニュースでも山歩きブームで山混雑の様子が映っているのを見たりする。

ボクの山履歴は、専門性はないが、好きは好きで行ったことがない人よりは行っている方だと思う。有名どころでは、ヒマラヤトレッキングルート、マウントクックトレッキングルート、富士山頂上未達、信州辺りの山、石鎚山、もちろん関西の山々など。主に一人で。時に家族で。

手術が重なり、体力の低下から山歩きが遠ざかり、最近体力作りに再開を検討していたわけだ。
ショップで早速必要だったデイパックを買ったが、その他に魅力的な商品が色々とあり目移りしてしまう。「形」から入るのが好きな自分にとってはショップは魅力満載で危険なエリアなのだ。w

シューズもかねてから購入検討をしていた重要チェックグッズの一つ。ただもう一つピンとくるものがない。
ショップでは、「シューズは重要ですよ! 歩く目的に合わせて、シューズ選びもしましょう。」なんて失敗するとどんな地獄が待っているか分からないかのような脅し文句をかけてくる(聞こえる)。
確かに街歩きだけでも長く歩くと足があっていないシューズだとそれはそれでかなりの苦痛。言われる意味が分かる。山に入ると猶更デコボコがあるので重要だと言われるのだ。

専門家の言うことなのでいいと思う。ただ、じゃ、専門性があるシューズを履けば怪我をしないか、疲れないか、間違いないかというとそうでもない。

20K近い荷物を背負って山をテニスシューズで歩き回った頃、現地の人は物販を運ぶために山々をサンダルで歩いていた。
自分に適した山のシューズを見つけることができなかった今までの自分は一番歩きやすいリーガルのワーキングブーツで日本の山々を歩いて回っていた。
山歩き用の専門のシューズじゃなきゃダメではなく自分がいいと思ったモノが一番いいのではないだろうか。
幸いにして山歩き用の専門のシューズで自分に合ったシューズに出合えた人はそれはそれでいいが。

…ただ、気になるシューズがあるのだが…。(どっちやネン!)
「形」から入るの大好き。