【2024年最新】Rotten Tomatoes 98%の『ヒットマン』レビュー:期待と現実のギャップ
Rotten Tomatoesは、英語圏で上映または配信されている作品を対象に、映画評論家によるレビューをまとめた映画批評サイトで、「ヒットマン」は98%のポイントを獲得をしている。
Rotten Tomatoesの評価そのものを疑問視する人もいるが、ボクは映画を観る際の基準の「一つ」にしている。
先に言っておこう。
今回はその基準がハズレた。w
元々は現実にあった話を基にフィクションにしたコメディーだ。
先にハズレたと言ったが、決して面白くなかった訳ではない。そこそこ面白かった。
だが、折角の休日にお金を払って他の観たい映画と比べてその中から選び映画館に行くほどかという意味では、ハズレだ。
申し訳ない。
以下ネタバレあり。
実話ベースのコメディー『ヒットマン』:Rotten Tomatoes高評価の真相
上述した通りゲイリー・ジョンソンという実在した潜入捜査官を元ネタにしたフィクション映画。実際にあった「信じられないけど本当の話」を基にしているのだからオモシロさはある程度保障されているのだろう。
ただ見終わった後の自分自身の薄っぺらい感情の起伏のNASAを自己観察する限り、この映画がボクに与えてくれた影響はよほど少なかったと言えるのだと思う。劇評でゴメン。
グレン・パウエル主演『ヒットマン』:Rotten Tomatoesスコアと実際の観賞体験
映画の見どころの一つは主演俳優の七変化というところだろうが、一番肝心な「素」の時の「役」が一番できてなかったのではなかったか。初めの頃の大学教授の頃。
逆に作られたはずの「役」の凄腕イケメンの「殺し屋」が一番ハマっていた。キットそれが俳優さん本人に一番近いのだろう。セクシーだ。
アメリカではヒットしたようだが、その要因はハッピーエンディングなのだろうが(予測)、初殺人を同僚に冒しておいてハッピーエンディングってどうなの?
フィクションであっても。(まじめ)
決して殺される程悪い奴じゃなかったと思うけどな…。
ボクとしては美人の方が幸せになって生き残る方が不条理だと思う。(まじめ)
取って付けたような哲学的なメッセージもその前後の説明がなければ、ハッタリのようで薄っぺらいものにしか見えないし、七変化もコメディーらしく誇張していれば折角の事実に基づいた話であっても仕事の困難さが伝わらなくなってしまっている。
リスクの面で。
キット命の危険性もあっただろう。
結局、「実話に基づいた」という部分が一番のネックになってしまったのではないのだろうか。
コメディー映画としてやり切れば、吹っ切れてもっとお笑い要素も入れることができたかもしれないし、観る側もバイアス無しで笑えたかもしれない。
監督インタビューかなんかでネタバレで言えばよかったのかもしれない。
映画批評の新基準:『ヒットマン』で考えるRotten Tomatoesの信頼性
Rotten Tomatoesは今後も参考の「一つ」として見ていくが、あくまで参考の一つだ。全くの情報ゼロでは映画館に向かえない。何かしらの情報は欲しい。
SNSももちろん情報源。
勘もその一つ。
そして、人様と価値観が違うのも仕方なし。
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